困ってから調べるの、遅いです。
カセットボンベは何本あればいいか(答えは、家のガスがどっちかで変わる)(イメージ)18日令和8年熊本地震で、止まった都市ガス8,892戸に供給が戻るまでにかかった日数。最初に出た見通しは「6日後」だった(日本ガス協会)
備え編

カセットボンベは何本あればいいか(答えは、家のガスがどっちかで変わる)

先回り大家最終確認 2026-08-22

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2026年7月28日16時27分の地震で、都市ガスが止まった家が2つの県内地域にありました。ひとつは481戸。ここは翌7月29日11時30分に復旧が完了しています。もうひとつは8,892戸。こちらに供給が戻ったのは8月14日でした(*1)。同じ地震、同じ県で、1日と18日です。

しかも8,892戸のほうは、発災の翌日には「8月3日を目途に復旧する見通し」と発表されていました。6日後です。それが8月1日に「少なくとも1〜2週間程度」へ見直され、結果は18日目でした(*1)。

カセットボンベが何本要るかは、何日ぶん火が使えないかで決まります。そしてその日数は、自分では決められません。今日は、決められない日数をどう本数に変えるかを書きます。

1. 国が言っている目安は「1人1週間で6本弱」

まず出どころのある数字から。カセットこんろとボンベのメーカーが集まる業界団体(日本ガス石油機器工業会)が、こう書いています。

政府は、大災害発生時の備えとして、1週間は自力で生存と生活を確保するよう国民によびかけています。その際に必要な備えの品としてカセットこんろ・カセットボンベも備蓄をすすめています。備蓄量の目安としては、一人当たり一週間で6本弱のカセットボンベが必要としています(*2)

1人1週間で6本弱。2人なら12本弱、4人なら24本弱です。「非常用に2〜3本」で止まっている家がほとんどだと思いますが、目安はその8倍あたりにあります。

そしてもう1行、同じページに重要な注意が付いています。

カセットこんろは気温の影響を大きく受けます。寒い季節にはカセットボンベが多めに必要です。ざっくりいうと真夏と比べると1.5倍くらい必要です(*2)

冬なら1人9本前後、4人家族で36本前後ということになります。

2. 冬に1.5倍になるのは、根性の話ではなく物性の話

なぜ寒いと増えるのか。資源エネルギー庁の解説に、答えがそのまま書いてあります。

都市ガスの原料であるメタンが液状になる「液化温度」は-162 ℃と超低温なのに対し、プロパンは-42℃、ブタンは-0.5℃です(*3)

家庭用のカセットボンベに入っているのは、主にブタンです。ブタンは-0.5℃で液体に戻る。つまり気温が下がるほど気体になりにくくなり、同じ1本から取り出せる火力が落ちて、そのぶん本数を食います。氷点下の朝、屋外や暖房の切れた部屋で火が細るのは、ボンベの不良ではなく、この温度です。

だから冬の停電を想定するなら、本数を1.5倍にするか、低温向けの製品(イソブタン等の配合を高めたもの)を混ぜて持つ。ここは根性でどうにかなるところではありません。

3. 「食料はあるのに、温める手段がない」家が多数派

内閣府の防災に関する世論調査(令和7年8月調査)が、家庭で3日分以上備蓄しているものを聞いています。

備蓄しているもの3日分以上ある人の割合
飲料水69.8%
食料品59.8%
衛生用品38.4%
食品加熱用熱源(ガスボンベ、固形燃料など)27.7%
携帯トイレ・簡易トイレ27.2%

(*4)

食料品は59.8%、加熱用熱源は27.7%。差は32.1ポイントあります。複数回答の調査なので「食料を備えた人の半分が熱源を持っていない」と厳密には言えませんが、全体として、食べ物のほうが熱源よりずっと先に用意されているのは確かです。

レトルトのご飯も、缶詰以外の非常食も、お湯や火があるかどうかで別物になります。そして火の用途は調理だけではありません。業界団体は非常時の用途として、お湯が沸かせれば体を拭く・傷口の手当て・煮沸消毒に使える、炎は灯りにもなることを挙げています(*2)。

(※こんろを暖房代わりに使うことについては、換気の確保が前提です。取扱説明書の指示にしたがってください。閉め切った室内で長時間燃やす使い方は想定されていません。)

4. ここからが本題:都市ガスの家と、プロパンの家では答えが違う

都市ガスの家は「面」で復旧する

都市ガスは地下の導管で供給されます。だから復旧も1軒ずつではなく、エリア全体を止めて、全戸のガス栓を閉めて回り、地域を2,000〜3,000戸ごとに分割し、導管を修繕し、また全戸を訪問して開けて回るという手順になります(*5)。ここは人海戦術で、日数がかかります。

過去の大地震で、都市ガスの復旧にかかった日数です。

地震復旧対象戸数復旧日数
阪神・淡路大震災85.7万戸94日
新潟県中越地震5.7万戸39日
新潟県中越沖地震3.4万戸42日
東日本大震災40.2万戸54日
平成28年熊本地震10.1万戸15日

(*5/東日本大震災の54日は事業者ごとの実作業日数のうち最長のもの)

「1週間分」という目安は、都市ガスの家にとっては最短の話だとわかります。

そしてもうひとつ。平成28年熊本地震のとき、ガス会社は復旧作業と並行してカセットこんろ20,000台(+ボンベ60,000本)を確保し、15,022台を戸別・自治体向けに配っています(*5)。

つまり復旧までの15日間、各家庭の火をカセットこんろが持たせることは、業界側の想定に最初から入っている。カセットこんろは代用品ではなく、都市ガスの家の公式な「つなぎ」です。ただし確保数の比率は1台あたり3本。配布本数の内訳までは資料に書かれていませんが、1人1週間6本弱という目安と並べれば、配られる側で持っておく必要があることははっきりします。

プロパンの家には「軒下在庫」がある

LPガス(プロパン)は、ボンベで1戸ずつ届く分散型です。資源エネルギー庁の説明が具体的です。

家庭用LPガスは、ガス切れを起こさないよう2本セットで設置されるのが基本です。つまり、使用中の1本に加え、常に満タンのボンベが予備として設置されているのです。この「軒下在庫」があることによって、災害が起きても1カ月程度生活できるだけのガスが備蓄されていることになります(*3)

さらに、被災してもLPガスは1戸単位での点検・修理で済み、配管も短いため迅速に復旧できるとされています(*3)。全国では約4割の世帯がLPガスで、47都道府県のうち32の道県ではLPガス使用世帯のほうが都市ガス使用世帯より多い(*3)。都市ガスの導管が通っているのは国土面積の7%です。

プロパンの家にとって、カセットボンベの役割は「復旧までの2週間」ではなく「点検に来てもらうまでの数日」になります。同じ4人家族でも、必要な本数の考え方が変わるということです。

5. 自分の家がどっちかを調べる(大家がいつも見ている欄)

意外に、自分の家の供給方式を即答できない方がいます。調べ方は難しくありません。

  • 買うとき・借りるときは、重要事項説明書。「飲用水・ガス・電気の供給施設および排水施設の整備状況」という項目があり、ガスの欄が「1.都市ガス/2.個別プロパン/3.集中プロパン」のチェック式になっています。契約時に必ず渡される書類です。
  • 今の家なら、外を見る。ボンベが軒先や勝手口の脇に立っていればLPガスです。何もなく、道路から引き込まれていれば都市ガスです。
  • 検針票・請求書の発行元でも判別できます。

私は千葉県で戸建てを3棟、貸しています。書類を確認したところ、2棟が都市ガス、1棟がLPガス(プロパン)でした(*6)。同じ県の、似たような築年数の戸建てでも、こうして分かれます。この一行だけで、災害のとき火が戻るまでの日数が変わる。買う前・借りる前に見るなら、重要事項説明書のあの欄です。

6. 備蓄が怖い人へ:室内に置いておくだけでは爆発しません

「ボンベをたくさん家に置くのが怖い」。これで備蓄が止まっている方は多いはずです。業界団体の説明はこうです。

人がいる環境の中で保管しているだけでカセットボンベが爆発することはありません。 保管場所は室内の40℃以下の場所に必ずキャップをして保管してください。(40℃以上になるとカセットこんろに装着しようとする際にこんろの安全装置が作動して使えません。)(尚、カセットボンベに爆発の危険性が生じるのは80℃以上。室内に置いておくだけでは爆発の危険などありません。)(*2)

置き場所の指定もあります。キッチン・ダイニング・リビング周りの取り出しやすい場所で、流し台の水や湿気の影響を受けないところ。逆に物置・倉庫・押入れに入れ込まない(錆と置き忘れにつながるため)(*2)。

危ないのは保管ではなく使い方のほうです。製品評価技術基盤機構(NITE)によれば、2014年度から2023年度までの10年間でカセットこんろの事故は91件、調査が完了した86件のうち約4割が使用者の誤使用・不注意と推定されています。多いのは「カセットボンベが異常に熱くなるような誤った使い方」で、過熱したボンベの破裂は死亡事故にも至っています(*7)。

NITEが挙げる事故防止の3点です(*7)。

  1. カセットボンベを無理に押し込まず、取扱説明書記載の向きや位置に従う
  2. カセットボンベが異常に熱くなるような誤った使い方はしない(例:カセットこんろを2台以上並べて使用しない。こんろ全体を覆うような大きな鍋や鉄板を使わない。IH調理器の上に置かない)
  3. カセットボンベはカセットこんろから取り外して、室内の40℃未満の場所に保管する

7. 本数を減らす方法と、7年の期限

必要本数は、使い方でも変わります。業界団体が挙げているのは2つ(*2)。

  • 鍋にフタを用意する。「フタのありなしで沸騰迄のガス消費量が大きく違います」
  • お湯を沸かすだけなら、軽量の鍋・ケトルのほうがガス消費量が少なくて済む

そして期限。カセットボンベは製造後約7年以内に使い切る、カセットこんろは製造後約10年以上経過したら買い替えを検討するのが目安です。理由は、ガス漏れを防ぐゴム部品が使っていなくても劣化するから。製造年月日はボンベ缶の底面に8桁の数字で印字されています(*8)。

だから買い方は「箱で買って押入れにしまう」ではなくローリングストックです(*8)。鍋物・カセットこんろでの朝食・アウトドアで平時から回して、減った分を足す。10月7日が「カセットこんろとボンベの日」に登録されているのも、10年(こんろ)と7年(ボンベ)に由来しています(*2)。

大家として言えること:直るまでの時間は、平時ですでに長い

私は千葉県で戸建てを3棟、貸しています。この1年で直したのは6件。2026年3月にトイレの部品交換で19,800円、翌4月に同じトイレを本体ごと交換して本体43,500円+工事24,200円。2025年6月に屋根、9月に風呂の床、2026年6月に給湯器交換と雨漏り修理(*9)。

給湯器が1台壊れただけでも、お湯は業者が来るまで戻りません。災害が起きていない平時で、部材が普通に届いて、道が通っていて、この速度です。地震のあとに同じ順番待ちに並ぶことを考えれば、火と湯の手段を1つ自前で持っておく意味がわかると思います。

もうひとつ、貸す側から。大家はその家に住んでいないので、ガスが止まったことも、入居者からの連絡がなければ気づきません。私は災害のあと、こちらから先に連絡を入れるようにしています。

借りて住んでいる方へ。カセットこんろとボンベの備蓄は、壁に穴を開けず、跡も残らず、退去時の原状回復と一切ぶつからない防災です。置き場所だけ、直射日光と熱源から離してください。

今日やること(3行)

  1. 家のガスが都市ガスかLPガスかを確認する(重要事項説明書の「飲用水・ガス・電気の供給施設および排水施設の整備状況」欄、または軒先のボンベの有無)
  2. 今あるボンベを数えて、底面の8桁の製造年月日を見る(目安は1人1週間6本弱・冬はその1.5倍。7年を過ぎているものは、鍋物で先に使い切る)
  3. こんろのフタ付き鍋か、軽いケトルを1つ、こんろと同じ場所にまとめる(消費量が変わります)

同じ地震で、1日で戻った家と、18日かかった家がありました。違いは運ではなく、家に引かれている管のほうにあります。困ってから調べるの、遅いです。


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出典

  • *1 一般社団法人日本ガス協会「令和8年熊本地震」関連リリース。第1報(2026年7月28日20時00分現在)=「本日16時27分頃に発生しました熊本県熊本地方を震源とする地震」、供給停止=西部ガス 約500戸(熊本県熊本市南区の一部、熊本市東区の一部)/九州ガス 約9,000戸(熊本県八代市)。第2報(7月29日14時00分現在)=「西部ガス 熊本県熊本市東区秋津町秋田で481戸の供給を停止/復旧完了(7月29日11時30分時点)」「九州ガス 熊本県八代市で8,892戸の供給を停止/8月3日に復旧する見通し」。第3報(8月2日16時00分現在)=「都市ガスの漏えいおよび導管内への水の混入が広範囲に確認されております。導管の損傷個所が多いと見込まれる区域の復旧見通しについては、8月1日に『少なくとも1〜2週間程度』と見直されています」、復旧体制は全体約680人(予定)。第4報(8月14日21時00分現在)=「九州ガス株式会社の八代地区の供給エリア内で都市ガスの供給を停止しておりましたが、お客さまに対する都市ガスの供給が8月14日に可能となりました」「約650名の応援隊を派遣し、九州ガス復旧隊と合わせた総勢約690名の体制」。https://www.gas.or.jp/kinkyu/post-101.html
  • *2 一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(JGKA)「10月7日は『カセットこんろとボンベの日』 いざという時にそなえ"防災鍋"をつくろう! 災害時に役立つ豆知識」=「政府は、大災害発生時の備えとして、1週間は自力で生存と生活を確保するよう国民によびかけています。その際に必要な備えの品としてカセットこんろ・カセットボンベも備蓄をすすめています。備蓄量の目安としては、一人当たり一週間で6本弱のカセットボンベが必要としています」「カセットこんろは気温の影響を大きく受けます。寒い季節にはカセットボンベが多めに必要です。ざっくりいうと真夏と比べると1.5倍くらい必要です」「お湯が沸かせると、身体の汗や汚れを拭いたり、ケガの傷口手当て、煮沸消毒にも使えます」「こんろの炎は灯りにもなります」「鍋にはフタを用意しておきましょう。フタのありなしで沸騰迄のガス消費量が大きく違います。ちなみにお湯を沸かすだけなら、軽量の鍋・ケトルの方がガス消費量が少なくて済みます」「人がいる環境の中で保管しているだけでカセットボンベが爆発することはありません。保管場所は室内の40℃以下の場所に必ずキャップをして保管してください」「(尚、カセットボンベに爆発の危険性が生じるのは80℃以上。室内に置いておくだけでは爆発の危険などありません。)」「キッチン・ダイニング・リビング周りの取り出しやすい場所で、流し台の水や湿気の影響を受けないところにしてください」「物置き・倉庫・押入れなどに入れ込んでしまわないでください。錆の発生や置き忘れにつながります」。https://www.jgka.or.jp/gasusekiyu_riyou/anzen/gasu_cassette/kinenbi/knowledge.html
  • *3 資源エネルギー庁 スペシャルコンテンツ「災害に強い分散型エネルギー、LPガスの利活用」=「LPガスは、全国的には約4割の世帯で使われている」「都市ガスの原料であるメタンが液状になる『液化温度』は-162℃と超低温なのに対し、プロパンは-42℃、ブタンは-0.5℃です」「都市ガスの導管は国土面積の7%しかなく、47都道府県のうち32の道県ではLPガス使用世帯数が都市ガス使用世帯数を上回っています」「家庭用LPガスは、ガス切れを起こさないよう2本セットで設置されるのが基本です。つまり、使用中の1本に加え、常に満タンのボンベが予備として設置されているのです。この『軒下在庫』があることによって、災害が起きても1カ月程度生活できるだけのガスが備蓄されていることになります」「被災しても、LPガスの場合は1戸単位での点検・修理で済み、ボンベから使用する場所までの配管も短いため、迅速に復旧できるのです」。https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/lpgas.html
  • *4 内閣府「防災に関する世論調査(令和7年8月調査)」4.家庭で準備する備蓄(1)=「家庭において、3日分以上備蓄しているものはどれか聞いたところ、『飲料水』を挙げた者の割合が69.8%と最も高く、以下、『食料品』(59.8%)、『衛生用品』(38.4%)、『食品加熱用熱源』(27.7%)、『携帯トイレ・簡易トイレ』(27.2%)などの順」。調査票の【資料1】では備蓄品目の例として「ガスボンベ、固形燃料などの食品加熱用熱源」と示され、「行政では…次のような物資を最低3日分、できれば1週間分の備蓄を呼び掛けています」と説明されている。複数回答(M.T.=272.3)。https://survey.gov-online.go.jp/public_safety/202510/r07/r07-bousai/
  • *5 一般社団法人日本ガス協会「平成28年熊本地震における都市ガス事業者の初動・復旧対応状況」(平成28年5月31日/経済産業省 産業構造審議会 保安・消費生活用製品安全分科会 ガス安全小委員会 参考資料1)=本震(4月16日1時25分)で西部ガス熊本支社管内100,884戸が供給停止、「4月30日【SG,JGA】低圧復旧完了(13時40分)※発災後15日目」。復旧手順は「閉栓巡回→地域の分割(2,000〜3,000件程度の地域ごとに分割)→ガス導管の修繕→ガバナ再稼働→開栓巡回→復旧完了」。お客さま支援策②カセットコンロの活用状況=「確保台数:20,000台(+ボンベ60,000本)」「配布台数:15,022台(お客さま要望に応じた戸別配布、自治体等への配布)」。過去大地震の復旧状況との比較=阪神・淡路大震災 85.7万戸/94日、新潟県中越地震 5.7万戸/39日、新潟県中越沖地震 3.4万戸/42日、東日本大震災 40.2万戸/54(36)日(※事業者毎の実作業日数のうち最長のもの)、平成28年熊本地震 10.1万戸/15日。https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/gas_anzen/gas_system/pdf/006_s01_00.pdf
  • *6 自宅(千葉県の戸建て・賃貸中)3棟の供給方式。売買時の重要事項説明書「飲用水・ガス・電気の供給施設および排水施設の整備状況」欄の記載(2棟=都市ガス)およびLPガス供給契約書(1棟=LPガス)による。物件の所在地・ガス事業者名は非公開。
  • *7 独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)「"NO MORE ボンベ破裂"〜約4割が誤使用・不注意 『カセットこんろの事故』を防ぐ3つのポイント〜」(2024年12月26日)=「2014年度から2023年度までの10年間にカセットこんろの事故は91件ありました。そのうち、調査が完了した86件」「調査が完了した86件の中では、使用者の誤使用・不注意が推定されるものが約4割」「特に多いのが『カセットボンベが異常に熱くなるような誤った使い方をした』もの」「過熱されたカセットボンベが破裂して死亡事故ややけどなどの人的被害にも発展」。事故防止の3つのポイント=「カセットボンベを無理に押し込まず、取扱説明書記載の向きや位置に従う」「カセットボンベが異常に熱くなるような誤った使い方はしない。(例)カセットこんろを2台以上並べて使用しない」「カセットボンベはカセットこんろから取り外して、室内の40℃未満の場所に保管する」。https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2024fy/prs241226.html
  • *8 一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(JGKA)「カセットこんろとカセットボンベは経年劣化します」=カセットこんろは「製造後、約10年以上が経過したら買い替えの検討をお願いします」、カセットボンベは「製造後、約7年以内に使い切ってください」。理由=「ガスの漏れを防ぐためゴムの部品が使われています。ゴムは、年月の経過につれて劣化していきます。(使っていなくても劣化は進みます。)」。製造年月日は「カセットボンベ=缶の底面に8ケタの数字」「カセットこんろ=本体側面の定格銘板シールに西暦下2ケタと月の2ケタ」。備蓄は「『ローリングストック』で備えてください」、古いボンベは「調理やお湯を沸かすといったことに使って、ガスを使い切って缶を空にしてから」廃棄。https://www.jgka.or.jp/gasusekiyu_riyou/anzen/gasu_cart_keinen/index.html
  • *9 自宅(千葉県の戸建て・賃貸中)の修繕実額。2025年6月=屋根修繕、2025年9月=風呂床修繕、2026年3月16日=トイレのボールタップ・フロート交換19,800円(税込・業者請求書)、2026年4月=同トイレの本体交換 本体43,500円(通販購入・領収書)+工事24,200円(税込・業者請求書)、2026年6月=給湯器交換および雨漏り修理。物件の所在地・業者名は非公開。

※本記事は公表されている統計と業界団体・行政の案内の紹介です。カセットこんろ・カセットボンベの使用方法、保管、廃棄については、必ずお手元の製品の取扱説明書と表示にしたがってください。災害時のガスの復旧見通しは、お住まいのガス事業者の発表をご確認ください。